2013/02/28

2/28作業+施肥についてのお知らせ

こんにちは、澤田です。

今日の作業では3年生の羽根先輩にも特別参加して頂いて、ジャガイモの植え付けをしました。種イモは植え付けの前にあらかじめ切って陰干ししておいたものを使っています。
作業自体は溝を掘って、種イモを置いて、土と乾草をかけて終わり、という時間のかからないものでした。

作業後の様子がこちら。用意した種イモを一度に植えると収穫しきれなくなるのが目に見えているので、とりあえず畝の半分の植え付けで終わらせました。
種イモはおそらく余るので、長尾君の畑の隣を少し耕して植えるスペースを作りました。八升豆の邪魔にならない程度に栽培しようと思っていますが、種イモがほしい方は持ち帰ってもらっても構いません。プランターでも育てられるので、家で育ててみるのはいかがでしょうか?


●お知らせ <作物の施肥方法について>
今年栽培する野菜の一部には「栄養週期理論」という理論に基づいた施肥を行おうと思っています・・・が、いきなりこんな理論出されても知らない人が大半だと思うので簡単に説明しておきます。

この理論の基本は「作物の成長段階に合わせて、適切な肥料を与えること」です。
例えば茎葉を成長させる時期には窒素肥料(茎葉を伸ばす効果がある)を与え、果実を形成する時期にはリン酸(結実を促進する効果がある)を与えるといった具合に、植物にとってタイミングの良い施肥を行います。

詳しくは下のワードファイルをダウンロードするか、「栄養週期理論」で検索してください。パスワードは勉強会のページを見るときのものと同じです。
https://ac-1.tuat.ac.jp/Session/450111-pfrLI9lFdAkdZ7TauQT5-aodxwts/MessagePart/INBOX/433-01-B/%E3%82%84%E3%81%95%E3%81%84%E5%A1%BE%E6%A0%84%E9%A4%8A%E9%80%B1%E6%9C%9F%E7%90%86%E8%AB%96.docx

2013/02/23

2/18~2/23の作業

こんばんは、澤田です。この時期はいまいちやることがないので1週間分まとめて作業報告をします。

ジャガイモについては、前回カビや腐りが発生してしまった原因を
①ビニールハウス密閉による内側の結露
②種イモ密集による蒸れ
③未乾燥の切り口が通気性の悪い下向きになっていた (これについてはうっかりしていました・・・)

以上の3点にあると考え、新しい種イモは
①ビニールハウスの入り口を半分開けて、通気性と凍結しない程度の温度を確保
②種イモをまばらに配置
③念のため種イモは植え付け前に切る
これらの点に注意しながら、少し工夫して置いてみました。設置中に予想外の雪もありましたがなんとか耐えてくれたようで一安心。来週中に半分くらい植えてみましょうか。

サツマイモ予定の畝は、かなり早いですがマルチングを行いました。畝の高さは大体30cmくらいの高畝にしています。

最後に今日行ってきた戸塚さんの所での畑作業ですが、ハウス内のコマツナの片づけとジャガイモ作付予定地の草取りをしました。
戸塚さんの所に行くのは初めてでしたが、すごくアットホームな雰囲気でした。休憩でお菓子を出して下さったりお土産の野菜を頂いたり・・・久しぶりにそれなりの農作業ができてすっきりしましたが、お手伝いに来ていたのか遊びに来ていたのか分からなくなりました(笑)

2013/02/14

作付け予定

こんばんは、ngoこと長尾です。
以前、澤田先輩がアップして下さった作付け予定図に少し変更があるので再度アップさせてもらいます。
手書きですみません(´・ω・`)

小屋の裏ではキノコ栽培を行っていきたいと思います。
小屋の横では日本在来種とアメリカ在来種の八升豆の交配を行って中間雑種を作ってみたいと考えています。上手くいくかは全く見当がつきませんがこの試みはまだどこでも行われていないそうなので楽しみです。

2013/02/13

2/12 作業

こんばんは、お土産は現地で食べきる派のngoです。
先日農ゼミ室の掃除を行いました。今回農ゼミ室の掃除をするにあたって調整をしてくれた耕地の会の川喜田をはじめとして参加してくれた皆さまありがとうございました。


ここで残念なお知らせをいくつか・・・
芽を出させていたジャガイモが腐ってしまいました。種芋を入れていた簡易ビニールハウスの風通しが悪かったためと考えられます。寒さを心配してビニールをタイトに張りすぎたことが裏目に出てしまいました。勉強不足でした。
ジャガイモは3月の上旬に植え付ける予定で、芽は1週間あれば出てくるそうなので2月の下旬に種芋を再び仕込むつもりです。

加えてここのところの寒さ故か、AIちゃんを加えたボカシの発酵があまり進んでいないようです。ボカシ等については澤田先輩が詳しく知っているので今後もお世話の方よろしくお願いします。


さて今日の作業です。作業者は澤田先輩、中崎と自分でした。
今日はイチゴとサツマイモの堆肥撒きと畝作り、作業小屋作りを進めました。

<イチゴ>
今回の作付けアンケートで女性票を多数得たイチゴについてです。イチゴはまず苗を育てて「ランナー」と呼ばれる蔓(ツル)を収穫し、それを秋に植え付ける予定です。イチゴの実は来年の春に収穫となります。イチゴは蔓が大変よく伸びるので今回は畝を2つくっつけてイチゴの畝としました。

<サツマイモ>
言わずと知れたサツマイモ、またの名を甘藷、唐芋といいます。日本には17世紀に中国から伝わったといわれています。その後、飢饉の対策として幕府によりこのサツマイモの栽培が進められたそうです。青木昆陽さんすげー。
サツマイモを植える予定の畝はワラに覆われていたのでワラをどかしながらの土起しとなりました。
手前がイチゴの畝、一番奥がサツマイモです


<作業小屋作り>
 

そろそろ完成が近づいてきました。
あとは屋根をかけて固定すれば出来上がりです。




180cmくらいの中崎がすっぽり入ります。ほったて小屋の似合う素敵ボーイですね。




今後は屋根をかけたらキノコでも栽培してみたいですね。(きのこは植物とは言い難いですが野菜ではあるのでやさい塾としては間違ってないはず・・・)





2013/02/06

八升豆栽培計画(仮)

こんにちは、ngoこと長尾です。 M鷹市は雪が降っています。
今日の更新はやさい塾の作業に直接は関係無いのですが、今後の栽培計画に絡んでくるかもしれません。


先日、国際生物資源学研究室にお邪魔させてもらい、藤井先生とお話しさせていただきました。農ゼミのことから先生の研究についてまで貴重なお話が聞けて大変面白かったです。

以前からほんの少しですがアレロパシーに興味があり、被覆植物を利用してやさい塾の畑の雑草を抑えられたらなぁということで、研究室に訪問させてもらいました。
そしてなんとまぁ厚かましいことに「八升豆」という植物の種を頂いてきました。
日本の八升豆
アメリカの八升豆「フロリダベルベットビーン」

日本の八升豆とアメリカンな八升豆を頂きました。
どちらもそれぞれ自国で育種されてきたらしく形質にかなり差があるようです。植え付けが楽しみですね。

正直なところ断られても仕方ないようなお願いだったのですが、藤井先生は快諾してくださり大変感謝しています。この場を借りてお礼申し上げたいと思います。


八升豆は霜に弱いらしいので苗の植え付けは5月上旬くらいを予定しています。

そしてこの八升豆はいろいろ面白い効果を持っているみたいです。
詳しいことは勉強会等で追々説明していこうと思うのでやさい塾のみんなで八升豆について詳しくなっちゃいましょう!


<おまけ>
八升豆で作った味噌だそうです。
こんなものまであるとは驚きですね。

味はひたすらに塩辛く豆の味は分かりにくかったです。

やさい塾で八升豆が収穫できたら味噌にしてみるのも面白そうですね。加工食品をやってるのは食農ゼミさんなので連携できれば活動の幅が広がりそうです。

あ、でもやっぱり豆腐の方がいいなぁ(´・ω・`)

2013/02/05

作付予定について

こんにちは、澤田です。長尾君ブログ書くのうまいなあ・・・

今回は先日作業に来られなかった人用に、春の作付予定の連絡をしておきます。見づらいかもしれませんが下の写真が畑利用図で、下の四角が荷物を置いている小屋、左上の四角がジャガイモを入れているビニールハウスになります。右上の空白は・・・特に植えるものが思いつかなかったので、マイナーな野菜でも育ててみましょうか?













ジャガイモは有名どころの「メークイン」のほかに、「アンデス赤」というカロテノイドを多く含んだ紅皮の品種を植え付けます。収穫したアンデス赤のうち小さいものは保存して、秋じゃがの植え付けに使う予定です。

植え付ける野菜の品種はあまり細かく考えていないのですが、カボチャに関しては塾長の独断で「打木赤皮甘栗南瓜」(うつぎあかがわあまぐりかぼちゃ)という品種を植え付けることにしようと思っています。


このカボチャは石川県金沢市で主に栽培されている加賀野菜の一つで、名前の通り赤い皮と栗のような形が特徴です。食味もしっとりとした良好な味わいで、煮物やプリンに向いているそうです。


 個人的に石川県に田舎があるのでこの品種を選びましたが、各自が自分の出身地特有の野菜を育ててみることで地元の野菜について勉強してみるのも面白いかもしれませんね。

2013/02/04

2/4 作業

こんばんは、虫歯が痛いngoです。
今週末には歯医者に行って、見ず知らずのオッサンに口の中をいじめられる予定です。

今日の作業はジャガイモの植え付け準備、ボカシ作り、作業小屋建設とかなり有意義なものとなりました。

<ジャガイモの植え付け準備>
タネイモに芽を出させるためにイモを半分に切る作業です。イモから芽が出る場所は決まっているのでそこを半分にするのがポイントです。これで一つのタネイモから芽を二つ出すことができます。
普段はボーっとしているかのようなジャガイモですが、光に当たれば毒素を作ったり、こっそり芽を出すタイミングを見計らってたりとすごいやつです。

切ったイモは日の光に晒す必要があるためビニールで覆われた台に置きました。
台は下20cmくらいを地下に埋めてあるのでそう簡単に倒れないと思います、多分。


写真の上の段はメークイン、下の段はアンデス赤という種類です。 芽が出てきたらまたお知らせしていこうと思います。









<ボカシ作り>
まずは「ボカシ」とは何かから説明します。
ボカシ肥料…『数種類の有機質肥料(4種類以上 米ヌカ・油カス・骨紛・魚カスなど)に微生物資材を入れ、総有機質肥料の40%の水で撹拌、40日ほど掛けて醗酵させたアミノ態肥料』だそうです。
 
つまり微生物の力を利用した効果の高い肥料ってことですね。成功すれば高い効果が期待できますが、雑菌が繁殖した場合は使用を控えた方が賢明です。
 
今回、僕らは米ヌカと油カスに微生物飼料である「愛媛AI(以下AI)」を水と混ぜ
合わせてボカシを仕込みました。
仕込んだボカシはビニール袋にまとめ、バケツに入れて置いてあります。
あとは菌たちの仕事なのでホモ☆サピであるぼくらは手出しできません、悔しいですね。



米ヌカを広げています。(画面上で見切れているのはわれらが塾長の澤田先輩!!)


<作業小屋建設>
完成したらアップしていきます!
この小屋でキノコ栽培なんか始められたらいいですねえ

2013/02/03

挨拶

このたびやさい塾の副塾長となりましたngoこと長尾です。
「おいら副塾長だけんどなんもしてねえからブログの更新でもしてみっぺ」といった感じで始めてみました。

とりあえず作業があった日は作業内容について、無かった日は今後の活動や畑の様子について何かしら書いていこうと思っています。
1日1更新は厳しいので週に2更新くらいを目標にボチボチやっていけたらいいなぁと思います。


とりあえず明日の2/4(月)は10時から作業開始です。
作業内容はジャガイモの植え付け準備、ボカシ作りです。それと春の作付け野菜の発表もするそうです。