2013/04/09

4/8作業

こんばんは、澤田です。

本日は以下の作業を行いました。作業時間は計5時間、お疲れ様でした。
・カボチャ、八升豆、トウモロコシの土づくり
・ジャガイモ追肥
・小屋周りの片づけ
この3つに加えて畑のメンテナンスをちょこちょことやっていました。新入生のために見栄えの良い畑にした方が良いですからね。

<土づくり>
畝に生えていた雑草を抜き残渣をふるいにかけ・・・時間はかかりましたがずいぶんと見栄えはよくなりました。


右半分がふるいを欠けた部分です。土表面の雑草やその種を取り除いたので、将来的な雑草や害虫も間接的に抑えられたのではないでしょうか。













<ジャガイモ追肥>
ジャガイモの追肥に関しては、芽が生えそろってきたので株元に窒素肥料を軽く与えました。開花時期までは十分に葉を茂らせて、与えた窒素分を使い切ってもらいたいところです。

<小屋周りの片づけ>
予定には考えていなかったのですが勢いでやってしまいました。たまったゴミや使えそうにない黒マルチなど、整理がてら過去のゴミを処分しました。現在寒冷紗を持っていないことも分かったので、トンネル栽培を始める前までには購入しましょう。

<畑のメンテナンス>
石巻に行っていた数週間の間に雑草がえらいことになっていたので、それの除去がメインでした。
特に生えていたのがこのスギナ。トクサ科の雑草で、難防除雑草として知られています。
ツクシの大人の姿で、お茶や化粧品、防虫剤にまで使える万能選手なのですが、畑の雑草としてのうっとうしさが薬効のありがたみを完全に上回ってしまった、ある意味悲劇の植物といえます。

スギナは酸性土壌に好んで生える性質があるため、スギナの存在を土壌のpHの目安とすることができます(ちなみに中性土壌にはハコベが生えます)。畑内外のいたるところにスギナが生えていたということは、やさい塾の畑は酸性土壌ということです。


・・・淡々と説明していますが正直まずいです(笑)。
ジャガイモやサツマイモなど酸性土壌に強い作物は良いのですが、ホウレンソウやレタスなど(弱)アルカリ土壌を好む作物の作付や、根こぶ病(アブラナ科の連作で生じる病気)をはじめとした連作障害が怖くなります。

石灰は正直カルシウム肥料として生育後半に与えたいところですが、当分は元肥に混ぜてpH矯正を行う必要がありますね。