どうもモラトリアム真っ盛りのngoです。
今日はかおるちゃんと長尾で作業を行いました。
作業内容はイチゴに付いたアブラムシを駆除するため、霧吹きでイチゴに牛乳を噴霧しました。
アブラムシをはじめ、虫は主に腹の側部に空いた気門(spiracle)から空気を取り入れ呼吸を行っています。
つまりこの穴を塞ぐことでアブラムシを窒息死させることができます。
しかしアブラムシは撥水性のエステルを分泌することで、水滴と体表面の接着面積を著しく減らしています。ちなみに水滴との接触率は4%ほどだそうです。
このような高度な撥水を「超撥水」といいます。(定義は省きます)
つまりアブラムシは超撥水性を持つため、水をかけてもへっちゃらです。
そこで牛乳です。
牛乳は脂肪分を含むため、分泌されたエステルにはじかれずに気門を塞ぐことができます。
と、そんなこんなで霧吹きで牛乳をかけたところ牛乳が大量に余ります。
余ることを見越してフルーチェを買ってきたので、農ゼミ室でかおるちゃんと食べました。
めでたしめでたし。
アブラムシにかけられたり、フルーチェにされたりと忙しい牛乳でした |